ドキュメント72hours

ドキュメント72hours

2021年09月18日 09:30

最近、いくつか気になるテレビ番組があって、そのうちの一つが毎週金曜の夜に放送されている「ドキュメント72hours」です。昨晩も見ました。
人って生活しているうちに、学校でも、職場でも、生活圏でも、なんとなーく自分と似たような人たちでまとまってしまう傾向があるように思います。生息圏のようなものが自然にできあがるというか。そこにこだわれば、それは井の中の蛙大海を知らず、ということになるんだと思うのですが、外の世界のほうが圧倒的に広いわけです。
いろんな人たちがいる、自分がふだん接することのない人たちが、たーくさんいる。そしてそれぞれが、それぞれに思いを抱えながら、それぞれの人生を歩んでいる。なんでしょう・・なんだかとっても当たり前を丁寧に映している斬新な番組です。
私が「ドキュメント72hours」に興味を持つきっかけとなった放送回の再放送がこのあと11時24分から、あります。

ドキュメント72hours
「真夏の東京 幻のマラソンコース」

なんと、それこそ自分がふだんよく通る場所でインタビューが行われていて、ものすごい発見があったというか・・日記の冒頭では、生活圏うんぬんと書いたものの、自分の生活圏内にいる方でもふだん話しかけたり、接する機会ってなくて、そうであるとそれは完全に自分の外側の世界として見ていて、自分とは無関係だと思っていて、、、でもそこにはちゃんと生きている人がいて。画面越しではあるのですが、新鮮な空気が自分の心の中に流れ込んできたんです。
この放送を見た後、そこを通るたびにインタビューを受けていた方がいらっしゃらないか気にしているのですが、見当たりません。間違いなく、そこには一人の人がいるんだと意識するようになりました。
これまで通りすがりの人というのは、正直、景色の一部でしたが、一人ひとりを感じるようになりました。一人ひとりが生きているってすごいこと。そう、思います。