180度の転換
昨日、「心のからくり講座」を開催しました。
以前、自分の取り組みをかんたんにお話ししたことのある方に、よろしければ〜ということで、お時間をちょうだいしてお伝えいたしました。お忙しい方なので有り難かったです。
自分で話しながら、そうだよな〜、そうだったんだよな〜〜〜と思ったことがあります。それは、自分は「200% 他責・他罰だった」ということです。
・あいつのせいだ!あのひとたちが悪いんだ!
・マ・ジ・で・あのひとたちはサイテーだ!!
・どうしたらあのひとたちは変わるんだろう?
・いったいどうすれば彼らは過ちを認めてくれるんだろう?
・いったい私が何をすれば彼らは考えを改めるのだろう?
そんなことをずーーーーーっと考えていた18年前までの自分でした。本当に寝ても覚めてもそういうことを考えていました。これが「100%」ではなく「200%」であった理由です(笑)。
当時は、心の中はボロボロだったけど、相手を糾弾している時だけはパワフルでいられました。
諸悪の根源は相手にあるとばかりに、「心のからくり講座」でお伝えしていることの180度、正反対のあり方をしていた自分。
それがなぜ、変わったのかと言えば、ひとつは「他人は変えられない」とあきらめた。それと「自分が変われば世界が変わる」ということを体験で理解した。自分が変わることのほうが、他人を変えることよりも簡単!!このことを知ったのは転換点でした。
自分にはどうすることもできない他人のあれこれを考えるのは、本当に不毛です。それよりも、自分でどうにかできる、自分で変えられる自分の人生にがっつり取り組み、自分の人生に自分が責任を持つ。このことがもたらすのは、不毛とは真逆の、充実した日常です。
でもね、何にしても、「個人は、所与の段階を十分に味わう必要があり、それを満たし、そうすると先に進む準備ができる、ということなのだ。」と『万物の理論』にあるように、他責・他罰もとことんやるのがよいと思います。
今の自分は、その選択は、もうしない。ということです。