自分に勝ったか?

自分に勝ったか?

2019年12月24日 07:01

昨晩はボクシングの試合を見ました。絶対に諦めることなく最後まで戦い続ける選手たちの強い心に、気が引き締まります。
ボクシングって、興業的には大勢の人が関わっているものだと思うのですが、一人で挑むスポーツのようなイメージが私にはあって、それは、一人で自分の世界を切り開いていく自己探究の世界と重なります。
相手を倒すという意味では他人に向かっていってますが、とても眼差しは内向き(心の中)だと思うんです。選手自身のメンタルも如実に現れるスポーツのような気がします。村田選手も試合後に言っていました「控室ですごく調子が良かったから、いける!と思っていて、前半、カラ回った・・・」。
相手(他人)を打ちに行っているようで、それは過去の自分や慢心する自分、怖気付く自分などのパターンに飲まれずに取り組む自分自身と向き合う “覚悟” であり、未来を切り拓く態度であるように思います。勝ったとしても倒れたとしても、どれだけ自分が切り拓こうとしたかが勝負で、それは「自分は、自分に勝ったか?」という問いに「自分は、やった。自分は、勝った。」と答えられるかどうかなのだろうと思います。
村田選手は、試合前はちょっと緊張しているように見えました。そのことについて試合後のインタビューで「虚勢を張らなかったまでのこと」と答えていました。また、「勝った時は気が大きくなっているから〜」と「ありがとうございます!ありがとうございます!!」と言うだけに留めていたのが印象的でした。
▼ 魂の学びは普遍的です。普遍の学びは、実践を通して自分自身の学びとすることにその面白さがあります。
  ぜひ、内なる眼差しを持って、未だ見ぬ世界を探求しましょう。
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