相反の間で・・・

相反の間で・・・

2020年06月14日 09:10

昨日の juxtapose に関連するのですが・・
振り返ってみると、私は昔から、相反するモノやヒトの間でもがくことが多いです。
ざっくりと、、、父親と母親(どちらの味方かを問われる子供時代)、日本と海外(海外で生まれて日本に来て、再び海外へ、そして再び日本へ)、白人と黒人(白人から見れば有色人種、黒人から見れば白人)などなど。
あと、今の自分にとって決定的だったこと。それは、一つの会社にトップが2人という組織でのことです。考えが全く違う2人の下で、一体どうすればよいのか、わからなくなり、これは私にとってめちゃめちゃつらく、苦しい体験でした。(端的に言うと、自分自身が自立的なあり方をすればよかったのだと今は思います。)ただ、これがきっかけとなり、私は自分と向き合い始めることになりました。
こうした傾向から思うのは、自分とご縁のある神様のことです。菊理媛命(ククリヒメのミコト)。調べてみると、伊奘諾尊と伊弉冉尊の仲を取り持ったとか、死者(伊弉冉尊)と生者(伊奘諾尊)の間を取り持つシャーマン(巫女)の女神なのではとか、出てきます。何かしら相反するものの間を取り持つ存在です。
そして今、自己探求においては、(これも相反する)自分と他人との間に生じる、自分の中の従来のパターン(黒パターン)と新たなパターン(白パターン)の括り(くくり)、《統合》を「本当の私」が試みている最中なのです。