夢心地
山海塾の動画配信をオンタイムで見ました。
眠かったのですが、最後まで見てしまった。
13日の夜中、12時。意外にもそこから2分間のカウントダウン(長い2分間だった)があり、スタート・・・
あと37秒・・・・・・・・
真っ暗な部屋で、大音量にしての視聴が、お勧めです!
▼山海塾『海の賑わい 陸(オカ)の静寂―めぐり』(5月20日まで)
https://www.youtube.com/watch?v=1Wx401trpOA&feature=youtu.be
しかし、本当に美しい・・・ ため息が出ます。
私はあの独特の光(照明)と音(旋律)が、たまらなく好きです。
動画では、劇場で見ることのない、さまざまな角度からの映像も新鮮でした。その一方で、空気感、舞踏手の息づかい、衣装や踊り手の腕や体が空気を切る音などはやはり劇場ならではだと改めて思いました。またいつか劇場で見られる日を心待ちにしています。
いつか天児さん(山海塾の主宰)がインタビューで、山海塾の作品について「見る瞑想です。」と答えていて、それは作り手からそう言われたら、もうそのようにしか見られなくなりますが(笑)、見ているほうは実際、舞台を前にして自分の内面に広がる世界を模索しています。心の中の世界をくまなく巡っています。
舞台芸術に見惚れて、見終わったのが夜中の1時半。そのまま夢の中へと誘われました・・・
芸術って何?という話になりますが、究極的な美しさ、研ぎ澄まされた美しさ、見ているほうまで純化してしまうような美しさ、また、そういう姿勢であり続けている状態、などを思います。