相対による理解

相対による理解

2018年10月16日 19:59


先日、白い色をテーマにした講演「パッケージの "白" の表現」を聴講しました。パッケージデザインに見る白色の表現に関する話です。

日本では白い色は、神聖な意味合いがあるけれども、例えば中国では、何もしてないの?手抜き?という反応になるらしく、意味づけって面白い!と思いました。

画用紙がそうであるように、白は他の色を引き立てる色であること。また、存在を消す役割があったり、あるいは、表面が全部白くても、凹凸によって影を生み出し、形を浮かび上がらせることもあります。白だけだったら見えないこと、逆に白だけだから見えてくることなど・・

そして、驚いた話。紙の専門会社には、単なる「白い紙」だけで3000種類もあるそうです!また、白いインクを何度も重ねて印刷し、5回以上になると白味がグレーがかってくるのだとか。な〜る〜ほ〜ど〜という感じでした。

白は「ただ白」なのだけれども、その役割や文化は興味深いです。そうして思ったのが、白あっての他の色。光あっての影。相対による理解です。こちらがあるから、あちらがある。陰陽マークは白黒どちらかが欠けたら成り立たないし、理解ができないと思うのです。

黒パターンがあるから、白パターンがわかる。黒パターンや白パターンがあるから、「本当の私」の役割も明確になる。相対の理解が全体の理解につながっていく。そんなことを思いました。

▼自分と向き合うセッションを行っています。