有名人の絵を見る

有名人の絵を見る

2019年01月13日 20:58


倉庫会社が、倉庫に預けられている芸術作品を展示するという面白い企画がありました。私はそこで図らずもフジイフミヤさんによる作品をいくつか見ました。お目当ての画家が別にいたのですがその人の作品は一つしかなく・・・

芸能人や有名人が自らをアーティストと呼んだり、個展を開いたりしているのを見ると、私はどこかでそれを見下してしまいます。消費とがっちり結びついた芸術というのは存在しないのではないかと思っていたり、じゃんじゃん売れる芸術(商業アートのような)は芸術ではないと思っていたりするのです。芸術はこうあるべき!みたいなのがあるんですね。(すみません、パターンです!)

しかし、それは置いておいて、目の前にあるその絵をただ見た時、その柔らかさ、やさしさが印象に残り、心地よく感じました。他にもポップな遊び心たっぷりな作品もあったりして、それがとっても自由で刺激を受けました。

考えてみたら、"有名人" とか、その印象・イメージは自分自身の「思考」なんだな、と思いました。

見る者の主体によって、つまり自分の中にある “あのフジイフミヤ” のフィルター越しに絵を見るのか、ただ「絵」を見るのか、それによっても受け取る世界が変わると思いました。


▼自分と向き合うセッションを行っています。