哲学

哲学

2019年11月27日 06:13

「それはあなたの哲学ですか?」と問われるとイマイチ自信がない自分がいます。「きっと哲学などではなく、パターンであろう」くらいに思っています。
というのも、これまでに「これぞ自分の個性だ、信念だ、哲学だ」と思っていたものが、ことごとくパターンであった・・・という体験をしてきているからです。「自分が思うことは大抵パターンである」という、これまでの経験から生み出されたパターン(ややこしい)です。
振り返ってみると私が子供の頃は学校でよく「個性的であれ!」「個性的であるのが良い」という教育がされていたように思います。個性が何かもわからず、とりあえず、元気で明るくてハキハキしているのが自分の “個性” 程度に捉えていたと思います。
自分と向き合っていくうちに、そういうイメージ(あるいはパターン)から抜けて、何者でもない状態(あらゆる同一化から離れている状態)に近づいていっているように思います。何者かでないと存在していかれないと思っているパターンに気づくので、逆にそうなっていくのです。そうすると今度は「これぞ自分の個性だ、信念だ、哲学だ」とか「私はこういう人間である」と表明する場面はほとんどなくなり、そうしたいと思うことが、今ではほぼ、ないです。
それで「それはあなたの哲学ですか?」と改めて問われると、どーかなー?そーかなー?自信ないなー、ということになります(笑)
でもそれは、パターンではないところでの自分てどんな?ということなので興味はあります。
それは「本当の私」から見た自分のアイデンティティであり、「本当の私」が自己紹介をするとしたら何を言うか?ということでしょう。
自分て何者かな? 自分の哲学は、個性は、どんなかな? 
時々は、それを決めつけてしまうことなく、ふわっと捉えて、眺めてみるのもいいかも・・と思います。
▼ 魂の学びは普遍的です。普遍の学びは、実践を通して自分自身の学びとすることにその面白さがあります。ぜひ、内なる眼差しを持って、未だ見ぬ世界を探求しましょう。
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