他人がどう思うかは他人にお任せして

他人がどう思うかは他人にお任せして

2020年02月02日 07:29

以前の仕事では、度々、お客様先へプレゼンに行っていました。
プレゼン前は、いつも会議室に籠もって、一人でランスルー(通し稽古)を最低2回、基本的には3回してから、臨んでいました。体の向き、身振りや手振り、ちょっとしたエピソードを挟む箇所など、詳細に詰めてました。
お客様からどう見られると商品が(ブランドが)選ばれるか、買ってもらえるかという話が主ですが、私自身もまた “力のある人間” と思われたい一心でした。私のことも、買ってもらわなければならなかったからです。論理的でわかりやすいプレゼンを心がけて、とにかく相手が「なるほど」と頷いてくれるように一生懸命でした。
本来の自分以上の力を見せようと必死でした。そのため、プレゼンルームに窓があれば、必ず窓を背にして座っていました。その方が、堂々と見えるからです。
相当、自分を大きく見せていたと思います。その証拠に、最近はほとんどないですが、退社後に再会した人たちからは「小さくなったね」と口々に言われました。
緊張と虚勢で体が強張って、背中、肩、首がパンパンになっていたのを思い出します。
今はそういうことはないです。必要以上に自分を大きく見せることもないです。「自分はすごい、優れている」というパターンはあるけれど、騒いだら「私」が選び変えればよし。
他人がどう思うかは他人にお任せして、自分自身がどうありたいのか、そこに忠実に邁進できることは幸せだと思います。
▼ 普遍的な魂の学びは、実践を通して自分自身の学びとすることにその面白さがあります。
ぜひ、内なる眼差しを持って自らの世界を探求しましょう。
https://jiseijuku.com/session/