ゆるし

ゆるし

2021年12月11日 07:56

心に関する研究者たちが将来的に取り扱ってほしいテーマを募っていたので、私は「ゆるし」を提案しました。
その理由は、このところ起きているさまざまな事件や争い事は「ゆるせない」ゆえに起きているのではないだろうか?と思ったからです。
ゆるすとは?
自分が自分をゆるす。もう、ありたい自分でなくていいんだとゆるす。他人が望む自分を生きなくていいとんだとゆるす。他人のことも、自分が思う他人でなくていいんだとゆるす。
自分のことをゆるすことで、そのまま他人のこともゆるせるようになっていくように思います。
われわれは自分にきびしいのかもしれないです。自分で自分に高いハードルを課してそれを乗り越えられないとさらに自分や他人を責める。
私はかつて、自分と向き合う以前、「乗り越えらないハードルはない」と思って頑張ってきました。「できない・やらない」という言葉は辞書にはなく、必ずできるし必ずやる、そういう、頭に血管の筋が浮き出るようなテンションで働いていました。それで、それを乗り越えてきてしまっていました。
でも、少しでも自分のことをゆるせていたら? 「できない・やらない」がちゃんと辞書にあって、もっと現実的な立ち位置で、そこまで自分を追い込まずに働けていたのではなかろうか・・と思うのです。
そういう経験があって今の自分がいるので「塞翁が馬」ですが、もう少し「ゆるす」ことに目を向けられたら、そこに理解や共感が生まれ、事件とかおおごとになってしまう前にそういったことの緩和につなげられるのでは?という仮説を私は持っています。