できないことはダメではない。

できないことはダメではない。

2020年09月09日 08:10

非力ではダメだというパターンの反対にある「非力であってもいい」という白パターンを選ぶことで
“できない自分” を自然に受け入れられるようになってきています。このことをバレエ教室で感じました。
私は先生から、話を聞いている時の顔がコワ〜〜〜イと何度か言われた事があります。それは今思うと、たぶん「できないのはダメだ」という自分をジャッジするパターンが聞いていたんだろうなぁ、と思うんです。
言われることの一つ一つを「できないのはダメだ」というパターンが受け止めていて、自分はダメな人間なんだから、先生の話を真剣に聞かなければいけない、みたいな。パターンのポーズ(ダメな人間の話の聞き方のイメージ)で聞いていたのかもしれないと思ったのです。
それが最近は、相変わらず真面目ではありますが(一応)、時に笑っちゃったり、かなり楽に素直に自然に受け止めている自分がいます。「非力であってもいい」、つまりは「できないことはダメではない」と白パターンを選びながら、バレエ教室でそれを会得している状態です。ただ単にできないというだけ。←ここにいられている。だからダメとか、だから低いではない。
普段の生活や職場で「できないこと」ってほとんどなく(そういう生活や職場を選びますし、できないことは工夫して回避しますから)、これはもう、できないことをとことん体験させてくれているバレエのおかげですし、また、自分に尊厳を持つことを教えてくれるレッスンのおかげです。このことに私はものすごく感謝しています。
できないことはダメではない。