打たれ強く

打たれ強く

2019年10月06日 09:07

私は、あまり打たれ強くありません。何かを言われたりされたりしても、そのことに驚いてしまって何も言えなくなってしまうんです。すぐに言い返せる人が羨ましい。他人の言葉(の響き、言い方)にも敏感で、強烈な物言いにはダメージを受けやすいです。少し前にも、エレベーターの中で怒りをぶちまけられ、胸が痛くなったことがありました。(私に対してではなく、その方の上司への怒りだったのですけれどもー)
そのような折、昨日は、その打たれ強さを鍛える場面が2つありました。
1つはバレエ教室。打たれ強さの訓練に他なりません。先生の言うことも、そうです。「右腕を上に、、、指先を、見る」という動きで、「嫌そうに見ないっ!」と言われました。嫌々やっている訳ではなかったので「嫌そうでしたか?」という言葉と怪訝な表情が思わず出てしまいました。(内心、その言葉に傷ついているのです。)その後先生が「嫌そうというのは、目だけで見るからそうなる。顔を向けて、手のひらにある鏡に自分の顔を映すの」と説明してくれました。その場でやって、「そう」と確認をいただきます。バレエはこういうことの連続で、その度に、私の心のアンバランスに出っ張っている部分(つまりは天狗の鼻!)が削られていきます。
そうして帰り道。都電の中で足を組んでいたら、向かい側にいたおばさまが私を睨みつけているのがわかりました。強面のおばさま。「何?何?」と他の席に移ろうかなーとか思いながらもそこに座っていたら、その人は「都電は狭いから、足は組まない方がいいわよ」と大声で言い放って降りて行きました。(ちょっとおかしな人だったのかもしれないです) 都電は空いていてどなたにも迷惑をかけていなかったので「はい」とだけ返事をして、ムカムカしながらも私はその後も足を組み続けました。それは、私なりに面の皮を厚くするチャレンジでした。ただ、そういうことを言われて嫌な気持ちがしている、傷ついているのも事実なので、それを抱え続けなくていいと心の中で決めて、打っちゃってます。
私にとってそのような強烈な物言いは、打たれ強くなるためのチャレンジです。
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