<新しいものは良い>という価値観

<新しいものは良い>という価値観

2017年11月12日 22:34


昨日の話が表だとしたら今日の話は裏側になるでしょうか。

モノを大事にしない世の中になりつつあると感じたのは、パソコンが壊れたときです。

ある日、それまで使っていたパソコンの画面がまっくらになったので、お店に持っていったら「型が古いので修理はできない。買い替えるしかない」とあっさり言われ、すごく寂しい気持ちになったのを覚えています。

何それ。それじゃあ、あなたは何のジニアス(天才)なの?「買い替えて下さい」なら私でも言えるわいっ!と思いました。※アップルは店頭に「ジニアスバー」という窓口を設けてます。

でも、ジニアスにそう言われちゃったら「ああ、そうですか・・・(しょぼーん)」となります。壊れたことのショックを古ければ壊れる、それがどうしたと言わんばかりにつっぱねられ、同時に弱みにつけ込まれているような嫌〜〜〜な感じがしました。

家電もそうですね。冷蔵庫もエアコンも目安となる使用年数があって、それ以上であれば部品がない、買い替えた方が消費電力も少ないし、却ってエコだとされています。それってでも、なんか寂しい。

もしかすると、モノを大事にしない、ということよりも、「新しいものは良い」という価値観が特に技術の世界ではまんえんしていて、以前のものを大事に使うという考えそのものがどこかへ消えてしまっているのかもしれません。

そんな世の中だから、直して使えるものはより一層、大事に使おう、、、と思います。