私はパターンを見放さない。

私はパターンを見放さない。

2024年01月29日 08:12

自分と向き合い始めてから、「あれもパターン!これもパターン!」で嫌になった体験が、私にはありました。

自分はもっと優れた、立派な人間だと思っていたのに、パターンだらけじゃないか。なんなんだ!!と嫌になりました。その時まで自分だと思って信じて生きてきた分、それが自分ではなかったと知るのはショックなことです。

ショックを受けているのは「パターンがあるような人間はレベルが低い」とか「パターンが騒いでいるようじゃ、ダメだ、劣ってる」といったパターンです。

もしかすると、「いい子」「優秀!」で育ってきた人は、この傾向が強いかもしれないです。私は、そうでした。ダメな自分を受け止められないんですね。なぜかと言うと、ダメだと存在できなかったから。死活問題なんです、パターンにとっては。

また、パターンの意味づけも、「パターン=ダメなもの、ネガティブなもの、汚れ」と思ってしまっていました。なぜなら、それが不快な感情を生み出すからです。これのせいで苦しいんだ、これさえなければ楽なのに、と思ってしまうんですよね。「パターンが嫌い」というパターンです。

でも、パターンというのは、「本当の自分」ではないんです。ここに救いがあると思いませんか?私は、これが救いでしたー。「あー、そうかー、本当の自分じゃないんだー」と思えるって、楽!よく、口が災いして失敗する人が、「いや、、私じゃあないんですヨ、この口が、この口が、ネ」と言い訳したりしますが、そんな感じがあります。

また、「自分は優秀だ!」というパターンが満たされて生きてきた場合、それを手放すのは確かに大変です。だって、世間からそのように認められてきているわけですから。どうしたって、未熟な自分としてはそれが「本当の自分」だと思ってしまう。時間はかかります。

しかし、私はパターンを見放さない。それは「本当の私」の姿です。

最終的には、「本当の自分」が人生を創る体験をしたいのかどうかなんだと思います。「本当の自分」ではない人生を生きるというのも一つの選択です。

「本当の自分」が人生を創っていく体験をしたいのだとしたら、ワークを通して「そうではないもの」(パターン)を救い、「本当の自分」を大きく育てる以外にありません。

というか、、、育てればいいんです。パターンをお守りできる自分になればいいんです。

 

さぁ、今週は一月最終週。自分と向き合い、コツコツと「本当の私」を育てていきます。