偽りのない本来の自分

偽りのない本来の自分

2019年11月10日 08:05

学びの友とのメールで「自負」というキーワードが出てきて、考察し、思い至ったことがありました。
自負とは、自分自身が何かをしっかりと取り組んできたと自認していることと定義できるでしょうか。これまでの歩みに対する自信や誇り。「自分はやった」という、やりきった感もそこに含まれているかもしれません。
この自負は、自分自身が抱いている分にはよいけれども、それを他人に認めさせようとしたり、周囲から褒められることを望んだりすると途端にパターンになり、苦しくなります。誇り、自信などもそうです。そう考えていくと、正直さ、誠実さ、素直さ、美しさ、優しさ、強さ、広さなど、本来、人が資質として持っているものに、他人からの視点を掛け合わせると即、それはパターン化して一気に心が重くなるのです。
「優しい人って思われたい」「強い人って思われたい」とか。私はよく「器の大きい人間でありたい」と思ってました。「心の広い人間だと思われたい」ということです。そうであればみんなから愛されるはず、受け入れてもらえるはずとパターンは思っていたからです。他人からの愛欲しさに、偽りの自分を演じ続けていました。
「人から〜〜〜と思われたい」その思いの根底にあるのは、今の自分としての自信のなさ。こんな自分ではダメだというパターンです。そこを他人に埋めてもらおうとすると、なお一層、苦しくなります。「自分はダメだ」というパターンを愛し、「他人から〜〜〜と思われたい」という他人目線でこしらえた偽りの自分から自由になり、そこから離れていくことで、偽りのない本来の自分に近づいていくように思います。
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