プロセスの途上に

プロセスの途上に

2019年10月22日 09:41

100分de名著「西田幾多郎」を面白く見ています。
哲学的思考には、言葉にしようとする先から、言いたいことがこぼれていくような感覚や、頭の中で世界がどこまでも拡張していくような感覚があります。
そういえば、何かがそこにあるのだけれども言葉で説明はできなかったりする状態って以前は苦手でイライラしていましたが(短気だし、なんでもはっきりするべきと思っていたからです。笑。)、今はそれを楽しんでいる、自分の変化に気がつきました。・・だいぶ、プロセス途上にいられるようになっているんだな・・と思いました。
できないこと・苦手なことをやり続けているうちに、ゴールは全く見えない・達成するかも不明、そのような時間に身を置き続けることができるようになってきたんだと思います。あるいはかりそめのゴールの先に道を拓く体験も重ねているからなのかもしれません。
昨日の番組で取り上げられていた「純粋経験」。これはパターン(エゴ)や常識やこれまでの経験などのフィルターを外した状態で、あるいはそれを超えた状態で物を見る・受け止めるということ・・・と理解しました。これは、如実知見。私がいつの日か体験したいことの一つです。
そのままの相手を受け入れられる自分でありたい、器の大きな人間でありたい。そのように以前はよく(パターンが)思っていました。
今はまず、自らのパターンを愛し、そのままの自分を受け入れていくプロセスの途上にいます。その先にいつか「純粋経験」を体験できたら良いな〜〜〜と思います。
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 私はカウンセリングを通して、皆様が日々を豊かに生きる礎になりたいと思っています。
笑いながら、泣きながら、深刻にならず、真剣に。
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