お片付け

お片付け

2022年05月05日 08:40

実家の片付けを少しずつしています。片付けって何となくパターンでやりがち(いっぺんに捨てるとか、笑。)なのですが、一度にやるのではなくて、少しずつ、まずは本棚から。「んんーー、もうここに私の心はないな」と思うものを整理していっています。

本は、以前に一度大量処分をしてるのですが、そのときにまだ未練があったものを今回、手放しました。その本を買ったときの動機とか、もう自分はそこではないなーという感覚とか、これ、別に所有しなくてもよいよね?とか、お片付けってちょっとした “卒業式” ですね。

今回は主にフランスに住んでいた時に使っていた教科書とか、当時、受けていた検定試験のための本とか、辞書とか、洋書が多かったです。懐かしかった〜!フランス語の文法の教科書は、当時の先生が素晴らしくて、その先生の思い出とともに、また使うかもしれないからと捨てずにいましたが、今回 “卒業” しました。また、当時、読んだフランス語や英語の本も、そこと自分が同一化していて(「自分は洋書を読む人間だ」「自分は本棚に洋書を持っている人間だ」というような)、捨てられずにいたのですが、そこも”卒業”。いまはインターネットで手軽に海外のものが手に入りますから、そのような変化による影響も大きいです。

まだとっておいてある本は、自分が大好きな写真家の写真集やお気に入りの画集、とてもお世話になった方から頂いた本、あとは読みたいなと思って買ったけど、まだ読めていない本など。これらの本も、所有から離れるとか、お世話になった方との思い出を大事にすると決める(本は手放す)とか、だいぶ前に買った本をまだ読んでいないことの意味を考えるなどしながら、整理していきたいと思います。

その時の自分は欲しいと思ったけど、今はどうなのか?今の感覚を優先させて、また少しずつお片付けです。