『どうせ生きるなら「バカ」がいい』

『どうせ生きるなら「バカ」がいい』

2021年05月18日 08:43

『どうせ生きるなら「バカ」がいい』(村上和雄・宮島賢也 共著)という本のタイトルに惹かれて、読んでみました。遺伝子工学の科学者である村上和雄先生と、薬を使わない精神科医の宮島賢也先生とで書かれた本です。
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 バカに生きることは
 どんな自分でも
 全肯定できるということ
バカな生き方をする人としない人の違いは、どんな状態の自分も “ありのままに受け入れている” かどうかだ。自分自身を受け入れると、生きることがとても楽になる。失敗しようがしまいが、どちらでもOKと思えるのようになる。みんなが自分をどう思うか、バカにされたりしないだろうかなんて気にしなくていい・・・ (『どうせ生きるなら「バカ」がいい』P.108~109より抜粋 ※一部略)
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このバカっぽい表紙!!笑えます!
認めて欲しい、わかってほしいというパターンで生きている時は、いつも、他人の目、顔色を気にして、こうかな?ああかな?こうであれば認めてくれるかな?というように怯えながら、駆け引きをしながら、そうじゃないと生きられないギリギリのところを、いつもいつも緊張しながら生きていたのだと思います。いまだに親の顔色(反応)をうかがっている自分がいます。「親から認められたい」というパターンによる癖ですね。無意識でずっとそうやっていたのだと思います。
でも、この黒パターンに対しての白パターンのように、認めてくれなくてもいい、わかってくれなくてもいいのであれば、それは、あるがままの自分や他人を赦すことになるのだと、あらためて思いました。それは自立への解放です。