「そりゃそ〜よ」

「そりゃそ〜よ」

2021年01月27日 08:09

・・とある友人の話。コロナ禍で旦那さんとのおうち時間が長くなり、ある時お昼に一緒に餃子を作ったのだそうです。友人はベテランの主婦なので、餃子作りには決まった段取りがあると言います。なので友人は旦那さんの作業手順が気に入らない。そんなやり方したら効率が悪くて時間がかかってしょうがない。イライラが募り「こうしたほうがいい」と伝えたのだそうです。そうしたら旦那さんがボソッと「あなたは自分の思い通りでないと嫌なんだね」と言ったのだそうです(笑)友人は「そりゃそ〜よ」と答えたのだとか。・・・私的にツボな話でした!
それでこの「自分の思う通りであってほしい」というパターンの言うことに、耳を傾けていて気がついたことがあります。それは、この先の他人の言動になんらかの期待があるということです。予期している。その予期に反することが、つまりは自分の思い通りでないことで、それが不快感をもたらしているのです。
自分の思いというのは、どうやら今を飛び越えて、先々のことを考えてのことのよう。それで実際のところを見ていくと、思い通りでなくても全く問題ないし、十分に対処できるし、やっていかれるんです。ただ「自分の思い通りであってほしい」と癖のように思い描いていただけ。もう自分の思い通りでなくていいし、他人の言動に期待や予期をしなくていい。
「自分の思う通りであってほしい」というのは、そうじゃないとめんどくさいし、ストレスだし、煩わしいとパターンが勝手に思っているんですね。だから、自分の思い通りでない、予期に逆らう言動をされた時にはもう不快感が一気に噴出します。一方で「自分の思い通りでなくていい」というパターンは、期待や予期から解放された感があり、平和で、自由です。そりゃ〜私はこちらを選びます。