能力と価値は比例しない
「能力と価値は比例しない」
今朝の白黒ワークではこの白パターンを選べました。ここで感じる広がり、穏やかさを抱いて1日を過ごしていきたいと思います。
それで思ったのは、能力と価値が比例する世界もあって、そうではない世界もあって、どの世界に生きるかは自分が決めていいし、自分が選べるということです。
例えば、昨日観賞したバレエ。われわれ観客側は、たぶん能力と価値は比例するところで見ていると思います。上手な人は主役とか、小野絢子さんのバレエには価値がある、プロの世界で踊れるのは高い能力を持っている人だ・・という世界にいる。あと、劇団の営業部もそうかもしれません。○○さんが主役をやるときと、そうでないときのチケット販売の伸びが違うとか、絶対にあると思うから。能力(運やスター性も含めた)=価値。
でも、、、舞台上で踊っている人たちは、能力と価値が比例するところにはいない。何というか、そういう社会に属しながらもそこに浸ってはいないような、純粋な感じ。そこは満たされているからなのか、乗り越えてこられたのか、あまりにハードでそれどころではないか、、、はわかりませんが。だから、感動するのだと思いました。舞台から客席へ、オーケストラの奏でる音楽とともに、踊り手たちの躍動が波打つように流れてきます。コールドもパドドゥもソロも「とにかくすごい」の一言!
知っている曲がいくつも演奏されて、あ!この曲も『くるみ割り人形』なのかー!と楽しみました。繰り広げられるバレエはもう、ただただ素晴らしく美しく、心がガタガタ???と震えてました。最後は客席のあかりがついても拍手がなりやまず、みんな立ち上がって、拍手?♪
その拍手は、もう、とにかく、「ただただ感動」の拍手でした。