「自分の人生が思い通りにならなかった」というパターン
小学生の頃とか、社会人になりたての頃とか、どんなことを考えていたっけ？と思い出してみると、「認められたい」というパターンが大きかったし、デキる優秀な人間は人の上に立てる（目立てる・人から認められる）という強い思いがあったので、「何者かでありたい！！」と思って、そのために努力をし、一生懸命に取り組んできたと言えます。それが幾重にも重なる鎧になったわけです。
そういうふうにやってきたから、特に何者でもない今の自分は、そのパターンからすれば、ものすごく残念だし、やってきたことのすべてが無駄になった感じがします。これは「自分の人生が思い通りにならなかった」というパターンです。
このパターンがあることに気がつきました。自分がやってきたことは何だったんだ？という思い。すべてが無駄。何一つ報われなかったという思い。
そのパターンが何者でもない（もしくは思った以上に低い）今の自分を見ると、ショックなんです。あんなに頑張ってきたのに・・・こんなはずじゃなかった・・・今頃自分は社会的にももっと「上」であったはずではなかったか・・・という思いもあります。
自分が自分に裏切られたような、がっかりさせられた気持ち。自分が自分の思いに応えることができなかった無力感、無能感。これは泣けてきます。
このパターンをケアし、抱えながらも新たなあり方をしていく、「次」を選んでいきます。
