5W1H
5W1Hという情報伝達の際の枠組みがあります。ほとんどの方が聞いたことがあると思います。
いつ(When)、どこで(Where)、だれが(Who)、なにを(What)、なぜ(Why)、どのように(How)、です。
「思い通りにしたい」というパターンは、これらのことを決めつける傾向にあるんだと思います。電車が行ってしまってイライラした私のパターンは「いつ」が思い通りでなかったために起こりました。
5W1Hがはっきりとしている世界は、情報の世界ではスムーズかつ明確ですけれども、その他全てがあるわけですから、とっても狭い世界であるとも言えます。
「自分の思い通りにしたい」というパターンに対して、「もしかしたら、もう、自分の思い通りでなくてもいいのかもしれない」という新たなパターンに選びかえるとき、その5W1Hは、以下のように変貌します。
いつ? いつか、ね。
どこで? どこかで、ね。
だれが? だれかが、ね。
なにを? なにかを、ね。
なぜ? どのように? それは・・わからないけど、ね。
思い通りの、決まった世界に、私たちは慣れているし、その世界にいたいと望みますが、実際にそのパターンの部屋に入ってみると、そこには息苦しさがあるのがわかります。決まっていない世界、<もしかしたら、もう、思い通りでなくてもいいかもしれない>世界には、広がりを感じます。「本当の私」としては、やはりそっちを選びたいのだと思います。