責任を取る

責任を取る

2021年07月18日 15:24

責任を取らないということは、私にとってかなり気持ち悪い状態です。「責任を取れ!」というパターンがあるのだと思います。
先日、とあるアナウンスを見ると、文面の日本語がおかしいので、そのことを指摘したら「そういうアナウンスを出す必要がなくなるといいですね」との返事。 チーーーーン!終了。ありえん。
つまりは私たちを責めないでください、責められたくない、ということなのです。間違えたことを反省し、次回以降に絶対に同じ間違いをしないということでは?必要であればアナウンスを出し直すということでは?アナウンスを出すなら、出す相手に伝えたいことが伝わっているか、文章を確認してから出すべき。
責められなくなったら人はどうなってしまうのでしょう。みんな一緒だからと、無責任にのほほんと手応えのない人生を送ることになるのでは?成長もせず、生活も向上することなく、ずっと停滞した人生を生きることになるのでは?
私は、自分の人生、自分ごととして引き取った瞬間から生きている実感が湧き上がってきました。それまでは何もかもが「人のせい」だった私です。
責任を取るって気持ちがいいことです。どこか「重たいこと」と受け止めているのかもしれないし、その言葉に「引責辞任」のようなイメージがつきまとっているからなのかもしれませんが、辞めるとか辞めさせられるということばかりが責任を取ることではない。腹を括る。勇気。意志力。創意工夫。そういったパワーが湧き上がってきます。ぜひ、何かのせいにせず、責任を取ってみて欲しい。きっと自分の伸びしろに気づき、驚くはず。