「ずっとではない」ということについて
昨日に続いて「中立のワーク」でよく意味付ける「ずっとではない」ということについて。。。
この、「ずっとではない」って本当にそうなんです。
季節では、冬の次には春が、やがて夏がというように移ろいます。また、小学校は6年間、中学校は3年間という、期間一つとってもわれわれはずっと小学生ではないです。
どんなにつらい、大変なことでも「ずっとではない」。自分の体験を書いておこうと思います。
私が体験した不調に関してです。
ある夜中に恐怖と不安が襲ってきて頭がチリチリとして心臓がバクバクするという、とんでもない恐怖体験だったのですが、それが本当に不思議なことに、ずっとではなかったのです。
だいたい30〜40分程それが続いてから、「ふっ」とそれがおさまる瞬間がおとずれたのです。あんなに激しかった動悸が突然、止む。これは不思議でした。
このまま続くと、この個体はもたない(心身がダメになる、死んでしまう)と誰かが(たぶん宇宙が)判断したんじゃないか?と思っています。生のリズムが人間には備わっています。
そして、15〜20分ほどの間、正気を取り戻して、それからまた、30〜40分程、恐怖と不安にグワーーーッと襲われて、、、この繰り返しだったんです。
朝が明けて、すぐお医者さんに行って診てもらったので、その後もたびたび繰り返された動悸や恐怖・不安も、薬によって改善し、正気を取り戻し、2〜3ヶ月後はほぼ通常通りになっていました。
いろんな意味で、「ずっとではない」ということもまた物事を軽くとらえているように思います。