自分と向き合う力
逃げずに、向き合う。
自分と向き合う力（洞察力、理解力、癒し、受容、愛・・・）は誰もに備わっています。
そのために苦しみや、悔しさや、悲しさがあるのだと思います。「快」ばかりでは成長はありません。成長を望むわれわれには、そこへ向かわせる事が次から次へと起こります。成長へのきっかけが与えられます。
何かがあって、もんのすごく不愉快！ それは、そのままにすれば、ずっと不愉快な気持ちはそこにあります。
でもその先にはパターンがいて、パターンの言い分があって、それらを出してあげると、スッキリとします。いったい何が不愉快なのかを見ていく。最初はひたすら、不愉快、不快、嫌悪感だけれども、だんだんと見えてきます。その奥にあるものが・・・
（「パターンを見たくない」というパターンがあればそれを見ます。それはなんでなのか、言い分を聞きます。）
●他人の活躍を認められない というパターンと向き合う中で、先日も、仲間の活躍を目の当たりにし、そこで最初に感じていたのは「不愉快さ」でした。でも見ていくうちに、胸のあたりが苦しく、痛みました。胸の奥がグリグリとえぐられるような痛みです。
●他人の活躍を認められない というパターンも、最初は「気に入らない」「気に食わない」といった若干怒りを含んだ設定でやっていましたが、そのパターンは、他人の活躍を「見たくない」し、「見止められない（認められない）」のだ、ということを感覚的にわかったので、「●他人の活躍が気に食わない」から「●他人の活躍を認められない」というふうに変えました。
それで作った「語りかけ」を載せたいと思います。
＊語りかけの後半部分では、
あなたが言いたいことやあなたが思っていること、
実はあなたが傷ついていたり、寂しかったり、悲しんでいること、
私はすべて受け止めると約束するよ。
というように怒り以外の感情を「私」が受け止める、と書き加えました。これは効果てきめんです。ケースバイケースで、ここに恐怖・不安・心細さを付すこともあります。
私がそうでなのですが、怒りの感情が出やすい人におすすめしたい「語りかけ」の文章です。私は、涙が出てきます。
多くの方の癒しにつながりますように。祈っています。
そして、このパターンに気づかせてくれた仲間にありがとう！ がんばって向き合うよ！
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●他人の活躍を認められない の「語りかけ」
そうだよね、「他人の活躍を認められない」とあなたは思うんだね。
なぜならば、他人が活躍していると自分への関心やサポートがすべてその人に奪われてしまうし、みんながその人に注目し、誰も自分を頼りにしないし、誰も自分に見向きもしないし、関心も示さないし、誰も自分を慕うこともなく、味方にもならず、完全にひとりぼっちになって、一人だけ暗闇に取り残されるし、自分の無力さや、できていない、ダメな自分を思い知らされるから、とあなたは思うんだね。
そうであるとあなたは、悲しいし、寂しいし、へこむし、胸の奥がえぐられるように痛むし、怖いんだね。
だから、「他人の活躍を認められない」とあなたは思うんだね。
そんなあなたの気持ちを私はよくわかっているからね。今まであなたを一人ぼっちにしてしまってごめんなさい。私が未熟だったばかりにあなたをちゃんと見てあげなくて本当にごめんなさい。でもこれからは私があなたを守っていくからね。
私はあなたをもう二度と一人にはしないよ。私はあなたの味方だから。あなたが言いたいことやあなたが思っていること、実はあなたが傷ついていたり、寂しかったり、悲しんでいること、私はすべて受け止めると約束するよ。 だって私はそう覚悟を決めたから。
だから、これからは私と一緒に生きていこう。あなたは一人ではないからね。
大丈夫だよ、もう怖がらなくて。大丈夫、大丈夫。
