真面目の所以

真面目の所以

2019年02月03日 19:10


わたしはものすごく真面目だと思います。私にとって真面目さは生まれてから生きるために培った術だったと思います。"親の言った通りにしなさい"、"学校の先生が言った事を守りなさい" と言われながら育ってきています。そこには外れてはいけないという緊張、びくびくとした怯え、いつも気が抜けない感じがあります。

それでも、親や先生の言いつけを守っておけば大丈夫という "甘え" もありました。そうすれば、怒られないし、認めてもらえるし、褒めてもらえる。(ちゃんとやらなければ怒られましたし、際限なく怒られてましたケド。)こういう風にして条件付けられていったのだと思います。

それで、いまわかることとしては、そういう私の心の奥底には「どうしたらいいのかわからない」「どうやって生きていったらいいのかわからない」といったパターンが生まれて、自信がないとか不安といった感情をそこから生み出しました。

そういったパターンや感情が「この人の言う通りにしていれば大丈夫(否定されない、認めてもらえる)かも」とか「(他人の目から見て)ちゃんとしなければ」とか「問題は放っておいてはいけない(すぐに解決せねば)」とか「"できない"、"わからない" のはいけないことだ」といったパターンを生んでいて真面目さが度を超して "生真面目" になっているのだと思います。

こういったパターンを「私」が否定してしまわずに理解し認めてあげて愛する。そういう風にしながら「私」を大きく育んでいこうと思います。


▼自分と向き合い〔今のそのままの自分を愛すること〕を目指していくセッションを行っています。