理解できないのは誰が?理解できるのは誰が?

理解できないのは誰が?理解できるのは誰が?

2018年08月17日 20:57


例えば、「自分が非力であるはずがない」とか「皆からすごいと言われながら人の上に立てないのは悔しい」といったパターンの「語りかけ」の中で「あなたはそのことが理解できないし、受け入れられないし、認められないって思うんだね。」という行があります。

それで、"理解できない"のは誰?と問えば、それはパターンなんだな、ということが腑に落ちました。パターンに語りかけをしているので、当たり前のことなのですけれども。つまり、ある事象が、パターンにひっかかっているがゆえ、理解できない、ということです。それはパターンの狭い限定的なロジック、決めつけに当てはまらないからでしょう。

そして、逆に "理解できる" というのも、誰が?と問う必要があるのだと思います。一般的に理解が出来るってポジティブで良い事だと思います。なのですが、これも、パターンがそう思っている可能性がある。自分と似たような考え、思考、体験、環境ゆえの理解だったり。・・・となるとこれは、パターンの理解です。巷でよく聞く「あなたにはわからないと思うけど」などは、この辺りを指しているのでしょう。

いずれにせよ、語りかけを通して、「本当の私」がパターンを理解していて、そのことがパターンの身に染みていることが大事、と思います。そこで「本当の私」とパターンとの信頼関係ができていくように思います。

▼自分と向き合うセッションを行っています。