正しさに取り憑かれて、、、

正しさに取り憑かれて、、、

2022年12月02日 07:27

自分は正しいというパターンの語りかけで、なぜならば、親や学校や会社・社会から言われた通りにやっているし、ちゃんとやるべきことをやっているし、それでこれまでやってきているから、とパターンは言います。

ふと思ったのは、これを私たち全員が思っているとしたら、それぞれの親、それぞれの先生、それぞれの基準を、これまたそれぞれの理解で受け取り、それに無意識にしたがってそれぞれが生きているということ。

それぞれの持つ「正しい」というイメージ、幻想を抱いて。しかも「正しさ」って、その言葉に囚われれば、最も「幻想」や「曖昧さ」や「ばらつき」から遠い言葉で、厳格な基準か何かのようにも思います。不思議ですねー。

私の家では、正しさに、さらに厳しさが加わっていたように思います。正しさというキチッとした箱の隅々にまで人を詰めるような教育でした。あの、丸い穴の中に四角いブロックを通そうとするような(その逆でもいいけど)。

それでも私の両親の両親はさらに厳しかっただろうし、さらにその両親なんて、今では想像できない、もはや意味位不明の厳しさだっただろうと思います。

そのようなわけで、全行動が、正しいがゆえに行われることになり、その軌道から外れることはありえなくて、ほぼ自然なこととして自らの言動に取り込んでいるものです。何代にもわたって正しさに取り憑かれて、細胞レベルにまで正しさを引き継いで、生きてきたのだなーーーと思うのでした。

さぁ、今日も「自分は正しくない」を一瞬一瞬、選び、刷り込んでいきます。