時の結晶

時の結晶

2019年10月18日 07:46

カルティエ、時の結晶」という展示を見に行きました。
普段あまり縁のない世界ですが、フランスのブランドということと、デザイン、素材、あと技巧に興味があって、行きました。展示室内が非常に暗くて目がとても疲れました。
宝石が解き放つ光を見せるには、あれくらい暗くないといけないのだろうと推察します。実際、ものすごくきれいです!角度によって輝きが変わるので目の位置を変えながら見てました。
行ってみると、広告などでよく見かけた現代のジュエリーも展示されていて、特に「パンテール」というパンサー(動物)のシリーズはパリに住んでいた時、よく見かけていたことを思い出しました。
また、20世紀初頭の作品もあって、たとえば1914年のジュエリーを前にすると、第一次世界大戦が始まる年であることから複雑な思いを抱きました。でも考えてみれば、このようなギャップっていつの時代にも、どの世界(国)にもあって、自分自身と様々な世界との乖離を考えたりしました。
職人技や多様な文化をデザインに取り入れる研究熱心さがうかがえるアーカイブは、表面的な輝きに反して地味です。「本物を見た後で、これはつまらないわね。」と言っている人もいました。
強い輝きを放つものの影は濃くて見えづらい。でもそこに何もないわけではない。そんなことを考えました。
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  私はカウンセリングを通して、皆様が日々を豊かに生きる礎になりたいと思っています。笑いながら、泣きながら、深刻にならず、真剣に。
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