感覚的な学び

感覚的な学び

2019年04月03日 20:43


昨日の日記の補足です。バレエの先生に「かなりいい感じです。楽しいです。」と言っているときに、私が胸に思い浮かべていたのは、バレエレッスンのたびに起こる、できることしかやってこなかった、また、自分が得意なことややりたいこと、他人から評価されることでしか仕事をしてこなかった自分の "プライド" が着実にガラガラと崩れていく感覚と、あと、バレエレッスンと自己探求の共通項です。

「自分の中を見る」というときに、心の中を見る(感じる)、体の中を見る(感じる)ことが共有している何かがあるように思えてならないのです。

外からは見えないものを鍛錬したり、いままで使ってこなかった部位を駆使したり。そこでは心の中や体の中の感覚がモノを言います。先生から言われたことを、こうかな?とやってみる。こうかな?という時、自分の感覚とその行動とを照らし合わせています。それで2割できるときもあれば、6割程度のときもある。まったくできないときもある。それを繰り返し、こうかな?こうかな?と徐々にお手本に近づけていく。感覚的な学び、でしょうか。

また、「いい感じ」や「楽しさ」は胸のあたりにある感覚で、脳のそれではありません。胸のあたりで感じている「楽しい」なのです。これは "ワクワク感" とも呼べるかもしれません。

私は、胸のあたりで感じる、こういった感覚的な学びが好きで、それが楽しいのではないかと思います。


▼自分と向き合い〔今のそのままの自分を愛すること〕を目指していくセッションを行っています。