感情や感覚を感じる

感情や感覚を感じる

2017年04月04日 23:41


★文中に出て来る「パターン」「語りかけ」といった言葉については、こちら▽の用語集を参照ください。

昨日は<魂の道場>で学んでいる同士たちとの勉強会がありました。
今回は、その時(パターンが騒いだとき)どんな感じがしたか?その時の感情や感覚を感じることに重きを置いて学びました。

語りかけのワークの基本に、パターンを見つける、ということがあります。何度もやっているうちに、感情や感覚からパターンを見つけるということはできるようになります。そこから語りかけを作っていくわけですが、それが、、、あるとき、形骸化しはじめます。慣れです。こうなってくると、語りかけてるんだけど、心に響かない、入ってこない、ということが起こります。

そこで!原点に戻ります。
もう一度、パターンが騒いだ、パターンが暴れたときの出来事を思い出し、感じてみる。よーく感じてみる。どんな感覚があったのか、胸の辺りが痛んだ?何かドキドキするような感じがあった?おびえていた?怖かった?逃げたかった?惨めだった?泣きたくなった?

その時、どうだった?・・・ありありと思い出す。そうしてそれらを語りかけに付け加える。そうするとまた深〜く心の奥に入る「語りかけ」ができあがります。パターンは「私」にもそれを感じて欲しい(わかってほしい)のかもしれない、、、と思います。

パターンはもともと極端な決めつけをしているので、そのレンズを通して見る世界は狭いです。深く味わうようにその時の感情・感覚を感じてあげることで、パターンは安心して決めつけが弛まるのかもしれません。それまでパターンが限定的に造り上げていた世界が少し広がって、もしかしたら、こうだったのかも??と我に返るように限定的でない、他の可能性も見え出します。

感情や感覚を感じることをあらためて大事にしたい。そこには癒しのキーがあります。