学びの鍵

学びの鍵

2021年11月28日 09:46

学び(学習)の鍵は定期性と継続性であるとあらためて思っています。
その根底には意欲(やりたい気持ち)とかモチベーションがあり、定期性と継続性を維持する上ではその時々の健康状態(体力とか)やさまざまな都合もあると思います。
バレエ教室で、この数回お見かけしない方がいらして、先生に、○○さんは最近、どうされてるんですか?とたずねたところ、おうちの事情でお休みされているとのことでした。そこから話が、お休みするとどうなるか・・というところへ発展し、バレエレッスンは、週4なら週4、週2なら週2、週1なら週1をキープすることが大事で、そこをバラバラにするとしんどくなるのだそうです。○○さんは以前は「週4」だったそうですが、この数年は「週2」ペースで、最近、お休みされてるので、レッスンを再開されるときは大変だろうという先生のお見立てでした。
《魂の道場》でも私が通い始めたばかりの頃、「定期的に」ということは言われてましたし、「身につくまでやる」ということも先生がおっしゃってました。ここはやはり学びの場では共通していて、考えてみると “学校” も平日毎日通います。そんなことを意識したことはありませんでしたが、定期性と継続性です。
人間の脳というのは部位によって、1歳、2歳、30歳まで発達し、ピークを迎えるらしいです。そこからは「学習」であると脳の研究者が言ってました。
つまり、発達のピークを過ぎた年齢であった場合、その行動を修正するとか、新たに身につけるといったことにはそれなりの時間はかかるものの、それは「学習」によって可能ということです。人生を変えたい!もっと健やかに生きたい!自分自身の行動変容をしたい!という場合、そのモチベーションをきっかけに、定期的かつ、継続的に学ぶことでそれがかなうのです。
学習の鍵は先輩方が体験に基づき会得した知恵でもありますが、科学的にも根拠があるようです。
時間がかかるものに手を出したがらない、ちょっとやっただけですぐに成果を期待する傾向が人にはありますが、そこもモチベーションと共に、意味づけを変えていかないと、自分自身の進化を阻害しかねないですね。