充実のバレエレッスン

充実のバレエレッスン

2018年08月11日 23:16


今日のバレエ教室は、発表会をひかえていることもあり、リハーサルもできる大きな貸スタジオで行われました。

早めに着いて廊下でストレッチをしていたら、先生が現れました。時間にならないと部屋が開かないらしく、しばらくラウンジでお話をしていました。

お話するうちに「どうしてバレエを?」というど真ん中の質問に・・・
「そうですよねえ・・・、かくかくしかじかでカウンセリングを学んでいて、そこでの課題として、これまでの人生で避けてきた苦手なことをあえてやる、ということでバレエだったんです。」と答えたら、先生、大爆笑でした。そういう理由で来た人はこれまで、いなかったのではないでしょうか。

バレエの先生は、お母様がバレエの先生だったそうで、先生自身は3歳からバレエをしていたそうです。ある時期に「あなたはバレエダンサーとして大成しない」ということになり、しばらくはバレエは離れていたのですが、アメリカへ行く事がありそこでもう一度しっかりとバレエを踊り込み、日本に帰ってきてお母様のサポートをされていたとのことでした。

バレエについては大変な記憶しかないと言います。子供の頃も、ちんたらやっていたとのこと。気が付いたらお母様のお教室を引き継ぐ事になってしまったのだと。

元バレエダンサーが教えると、生徒ができないときに、なぜできないのかがわからず、なぜできないの、こうやるの!と教える。そもそもバレエで、くるっと回れる人は、教わらなくてもできるものなのだそうです。でも、先生はできなかったので、なぜできないの?と思わない、わかるから。とおっしゃっていました。

だからなのか!!と合点がいきました。なぜかというと、ふだん、先生の説明は大変にわかりやすく、学びやすいからです。頭をこつんと天井に打ち付ける!とか、言葉、説明の際の表現がとてもわかりやすいのです。こうするとできるハズ。そうでなければ、こう。それも出来なければ、今日は体の調子がいまいちだから、無理なくやってちょうだい・・・となります。

今日の分のチケットを渡そうとしたら、今日はレベルが高くて見よう見まねになると思うから、体験レッスンのつもりで無料で結構です、とのことでした。案の定、後半はほとんどついていかれずでしたが、皆さんのリハーサルも見学することができ、充実のレッスンでした。