トンボ

トンボ

2018年09月23日 23:49


公園に立ち寄ると、トンボがつがいで池のあちこちを飛び回っていました。不規則に、あっちに行ってはホバリングして、こっちに移ってまたちょっとホバリングして、、というように。

その様子を眺めながら、散歩をしていると、5歳くらいの男の子とお父さんが虫取り網を持っていて、お父さんがトンボを獲ろうとしています。

男の子が、ちょっと疲れちゃったのか「こんなに沢山いるのにとれないのか・・・」とぼやき。お父さん、カチンときたんじゃないかしら、虫取り網を振り回しています。そしてとうとう!!トンボを一匹をゲット!!!お父さんの背中は少し汗ばんでいました。男の子にとっては、すっかり、たのもしいお父さんだったことでしょう。

そのトンボも、つがいで飛んでいましたので、私はそれを見て、ちょっと悲しくなりました。何が悲しかったかのか?と心の中を観察するとそれは「自然のバランスを壊さないで」と言っています。

つかまった一匹は、男の子の虫かごでジタバタしています。もう一匹はそのまま池の上を行ったり来たり。こちらのトンボはパートナーがいなくなったことに気付いているのか、いないのかは、それは不明です。

男の子が「(虫かごの中のトンボを見て)外に出たいのかなぁ?」とつぶやきました。お父さんは「それは、そうだろう。」と答えていました。しかし、トンボを放すことなく、そのまま、去っていきました。

お家でお母さんや兄弟に見せるのかなぁ。見せたら、放してくれるといいなあ。心の中で願いました。


▼自分と向き合うセッションを行っています。