どんなパターンも

どんなパターンも

2020年05月24日 07:38

「語りかけ」というワークについて、わたしの先生の日記が、とても良いリマインダーになりました。「私」を「王」のように思って語りかけるというもの。
心の中にはたくさんのパターンたちが住んでいる空間があります。それを一つの国と捉えるならば、そこでの「私」(本当の私)の役割は、その国の住人たちであるパターンを導く王様である、国王である、という考え方です。
そうだよね。あなたは〜〜と思っているんだね。・・・
王様は自分(パターン)のことをすごくよくわかってくれている、自分はこれでいいんだと思える安堵感。(王はそう思ってないが)「あなたはそう思っているんだね」と受け止めてくれる安心感。「本当の私」(王様)とパターンとの間には分離感があって、パターンを落ち着いて客観視していて、だからこそ王様はパターンのすべてをフムフム・・と受け入れることができて、パターンの方ではそのことが、とても肯定されている感じがして、安心できる。パターンが「ああ、自分はこれでいいんだ・・」と思える。
このスタンスで語りかけをしていけば、どんなパターンもその存在を許せるように思います。