いかがでしょうか、こういう世界

いかがでしょうか、こういう世界

2021年07月25日 23:09

最近、私がバレエに通っていることを知らない人から、姿勢を褒められたことがあり、週1回とはいえ、そこでの努力が普段の生活で表れているのだと思い、嬉しかったです。
また、昨日のバレエレッスンでは「後ろから見ていたら誰が岩崎さんかわからない!」と褒められました(笑)頭がちゃんと後ろに引かれていて(前のめりにならず)、姿勢が良かったのだそうです。一生懸命に胸を張ろうと頑張っていたからだと思います。
バレエレッスンで先生は、良いことも悪いことも端的にきちんと言います。「〜が良い、だからあなたは価値がある」「〜が悪い、だからあなたには価値がない」ということではなく、その姿勢、その動きが良いかどうか、だけ。
先生の言葉を受け止めるほうとしては、自分自身が肯定されたり否定されたりしているように感じることもあると思いますが、それを受け取っているのは誰?と問えば、それはパターンです。
先生からの指摘をパターンで受け取らず、ただそのまま受け取る。昨日は褒められましたが「ただそれだけ」ということを意識して、舞い上がりそうになるのを止めました。そうしないと、次々おとずれる振りに間に合わないし、グダグダに崩れるからです。一方でその10倍は注意されてます(笑)そこでいちいち凹んでいたら、これも次の振りに間に合わない。
先生も言うだけで生徒からの返答などは求めません。返事はいらないから言われたことをやって、と言います。いかがでしょうか、こういう世界。
いろんなことに思いや気持ちを乗せすぎる傾向がある社会において、かなりシンプルですっきりしています。オススメです!