視点の転換

視点の転換

2021年07月21日 08:02

先日、周囲の人々の会話を耳にして思ったこと。
「自分がこれをして他人からこう思われたらどうしよう」とか「自分がこれをすることで他人からこう思ってもらいたい」とか、以前の自分はそういうことを頭の中にいっぱい抱えて生きていたけれども、今では、ほとんどそういうことをしなくなっていることに気がつきました。しかし、一般的にはこう考えて日々を生きている人が多そうです。そのように他人のことを気にして(気遣って)生きるように教えられてきてもいるからでしょうか?
でも、そういうことを考えていた頃のことはおぼえています。私はとても疲れていた。そう考えていたのも「嫌われたくない」とか「人より上でありたい」とか、本来の自分ではないものになるためのパターンによる必死の思考でした。ありとあらゆる他人を自分の小さな背中に背負ってました。重かったなー・・・
「こう思われたい」「ああ思われたい」というのは自分の手ではどうすることもできない他人というものをコントロールしようとしています。それは「他人が自分の思う通りであってほしい」というパターン。究極的には「そうでないと自分は生きられない」とパターンが思っており、平たく言うと「そうであれば自分(のパターン)にとって、都合が良い」と思っています。
でも、パターンの思うようにコトは運びません。だからそれらの思考による取り組みは悉く不毛で、それがストレスとなり、結果すごく疲れていたのだと今は、思います。ただ、その体験が、自分の手でどうにかできるかもしれない自分というものへと私を向かわせることになりました。
私たちは他人がどうあるかで成り立っているのではありません。自分自身がどうありたいかで成り立っています。
この視点の転換は他人からの解放です。
さっ、今日も1日、自分と向き合って生きていきます!