腹をくくる

腹をくくる

2017年06月11日 21:53


きのうの日記の続きになります。今でこそ「私にとって自己探求は全て」ですが、はじめは全くこんなことをやるとは、思っていませんでした。

当時の私は、「おかしいのは他人(おかしいのは私ではない)」「変わるべきなのは他人(私は変わる必要などない)」「自分がこうなったのは○○のせい」など、問題なのは他人だし、全てがひとのせいでした。「自分が取り組む」あるいは「自分が変わろう」などとは思ってもいませんでしたし、それが自分に必要、などとは、"これっぽっち" も自覚していませんでした。

それでは、なぜ今もこうして続けているのでしょうか?色々な理由があると思いますが、当時の自分に間違いなく作用した私の先生からの言葉があります。それは「腹をくくりなさい」です。今でもそれは覚えていて、目の前に座っていた先生が、まっすぐ、静かに、はっきりと、そう言いました。「腹をくくりなさい」。

腹をくくる。これはどういうことでしょうか。「やるならやる」と自分で決める、覚悟する。自分のやっていることに責任を持つ。そういったことでしょうか。そのとき、自分なりに「腹をくくった」のを覚えています。そしてそれからは何があっても、「腹をくくったんだよなー」とそのことに戻っては進み、戻っては進み、、を繰り返していたように思います。「腹をくくる」は私自身の自己探求の原点となったのでした。