脇道にそれる <正しさ>を手放すということ
『脇道にそれる <正しさ>を手放すということ』(尹雄大=ユンウンデ・著)という本を読みました。学びの友から教えてもらった本です。尹さんは、フリーランスのインタビュアーでライター。これまでたくさんの方々に取材されていて、その方法を伝えたりもされているようです。
この本を読み始めた時に、まず、観察と洞察の深さに圧倒されました。迫ってくる感じ・・・生々しく荒削りでもそのままを伝えようとする熱を感じます。人が人と向き合うにはまず自分自身と向き合うことが不可欠であることが本全体に流れていると思います。
もう一冊、同じ著者で『やわらかな言葉と体のレッスン』を読みました。この本では、彼自身の生きることへの不器用さにも触れられていて、なぜ、尹さんがここまで深く観察し、洞察するに至ったかが、少し明かされているように思います。
本には、私がこれまで自己探求で学んできたことがたくさん書かれています。こういう本を読んだ時に私は、かすかな敗北感や羨ましさを味わいます。それは、私自身は、自分の先生と出会うまで、自ら内側を観察する眼差しを一切持ち合わせていなかったことに由ります。「自分はオリジナルではない」ということの負い目(パターン)です。
でもこれは「私の自己探求は、そのようにして始まりました。」という話で、しょうがないこと。そもそも私自身「 “本当の私” オリジン」の人生を生き始めたばかり。これから、なのです。だから「これから、オリジナルをつくっていこ〜!」と思います。それが、楽しみです。
▼ 11月17日(日)に「心のからくりセミナー」を開催します。日常に振り回されず、自分自身の人生を目一杯に生きる秘策とは?そのカラクリをお伝えできればと思います。よろしかったら遊びにいらしてください。お待ちしています。
▼ 魂の学びは普遍的です。普遍の学びは、それを実践して自分自身の学びにすることに、その真髄があります。
私はカウンセリングを通して、皆様が日々を豊かに生きる礎になりたいと思っています。
笑いながら、泣きながら、深刻にならず、真剣に。
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