それは、ひとに求めていないから
誰と話していても苦ではない、楽。そのことに最近、気がつきました。そのことを話すと先生が「それは、ひとに求めていないから」と言いました。そう言われて、そうかー、と胸のあたりが拓けていくように、思いました。
以前の私は、まず、他人にどう思ってもらうかばかりを考えていました。(思い出すだけでも疲れるエピソードですが、)誰かとご飯を食べにいくとしたらその前日から、当日の会話をすべてシミュレーションしてました。作戦を立てていたのです。そして相手を自分の思い通りにしようとしていました。相手に自分のことを認めて欲しい、わかって欲しい、すごいって思って欲しいなど、自分の扱いを求めていました。
今は「自分のことを相手にこう思ってもらいたい」とか「好かれたい」とか「嫌われたくない」もたぶんほとんどなくなっちゃったんじゃないか?他人に、自分のことをどう受け取ってもらっても構わないというのは、楽です。ひとと自分との間に分離がだいぶできるようになってきたのかなと思います。そりゃ〜「他人が自分の思い通りであってほしい」というパターンはありますが、そこは自分がケアして選び変えていくことです。そして何よりも他人というのは自分のパターンに気づかせてくれる存在なので、ひっかかったときには自分にとっての練習問題の一つとして向き合って選びかえて、実践していく。そこでの新たな人間関係を自分で考え、自分で築く。・・ということだと思ってます。
かつて人に求めていた体験があるからわかる、人に求めないってこんなにも楽なんだ、という気づき。