パターンはイメージを生きている
パターンは、他人から言われたり、されたりしたことや、周囲と自分との関係など、自分と自分を取り巻く人との関係性の中で、自分でどんどんつくっていっているものなのだと思います。
つまり、パターンは、過去の出来事・情報・思考・データで出来ていて、「自分はダメだ」とか「自分は優れている」とか「自分がダメなはずがない」とか、他人との関係性の中で自分自身が何とか生きていくために、勝手にそう決めつけて、信じています。
私は「自分は上だ」というパターンへの語りかけを重点的にやっていますが、その中で思うのは、パターンは過去の出来事・情報・思考など、これまでのデータで得られた "上" というイメージを生きようとしているんだな、ということです。なぜならパターンがしてきた体験として、"上"であることはものすごく気持ちがいいからです。
パターンの存在に気付いていないと、私たちはただただ、パターンの持っているイメージと出来事が合致すれば満たされるし、合致しなければ満たされない、を延々と繰り返すことになります。