時間の確保
「〜がしたい、だけど時間がなくてできない。」ということを、このところ立て続けに耳にしました。このことに関して私は「〜がしたいのであれば、その時間を確保することだ」と思っています。
だから、「その時間を確保してまで、それをやりたいかどうか?」ということにもなってきます。
私たちの日常は「やること」で溢れています。なので、時短できるサービスもたくさんあります。なのに現代人は忙しい。なぜなのか。それは時間が自分ではなく、モノとかコト(パターン)に結びついていて、自分が意識的にその時間を確保していないからではないでしょうか。結果、モノやコト(パターン)に日々が侵食されているような感じです。
私は優先順位で考えています。今の自分に必要か必要でないかとか、実はそれほどやりたいと思っていないのかも?とか、ずっとやり続けてきたけどよく考えてみたら飽きたなとか、今の自分のライフスタイルには合わないなとか、これは絶対外せない!とか、あると思うんです。しかし、それもずっとではない。なので時々見直すことも必要だなーって思います。
私は以前は観劇や美術館などによく行っていましたが、この数年でかなり減りました。よく考えてみると「行かなくてもいいかな」と思うことが増えたんです。
でも、自分にそれを禁じているわけではないので、行ってみようと思えばまた行きます。チケットを買う前に、自分はどうしたいのか、自分はそこに時間をかけたいのかどうか、考えているということです。
私の最近の優先順位で高いのは、お世話になっている整体医院までの片道30分弱を、行きも帰りも歩くことです。朝一番にキリッとした空気のなかを歩きます。
電車やバスで行くのと時間が変わらないので歩くことに決めたんです。かかる時間がほぼ同じであることから、朝、歩く時間を確保するのは容易でした。
こうして書いてみると、ありたい自分であるための時間を確保しているようにも思います。
さぁ、今日は金曜日です。やらなければならないことをやって、それからは自由な時間です。