相変わらず、、、
娑婆で行われる１年に一度の産業医との面談で・・・
この１年、どうですか〜？との問いかけに、「ありがたいです・・・ずっと自己実現ができているので。ただただ、ありがたいです。」と話しました。（本当にそうだから）
すると先生は「岩崎さん（わたしの名前です）は、相変わらず、非常にポジティブで、、、こちらも勇気を貰います。」と言いました。
「相変わらず、」にちょっとひっかかったけど（笑）、「どんなことが先生の勇気になるんですか？」とたずねてみたところ、その理由として「なんで私ばっかり…」と言う人が多いのだそうで・・・そういう人のことをどうしようかといろいろ考え、人を変えることはできないから、適性を考えた上で、配置転換をするのだとか。（その点私は「なんで私ばっかり…」って言わないから、先生としては楽なのかも。）
今の日本で、生き生きと仕事をして、自己実現できている実感があって、会社に対して「ありがたい」っていう感謝の気持ちがある人は、たぶん就労人口の５％に満たないだろう、とおっしゃってました。もともと希少生物だとは思ってましたが（笑）、やはりそうなんですねぇ。
しかしですよ、就労人口の９５％は「なんで私ばっかり…」と思っていて、しかもそれを配置転換など外的環境を変えることで対応していくわけですから。考えるだけで気が重くなりますね。配置の転換先がなくなったとき、どうするんでしょうか。
「なんで私ばっかり…」って私が言わないのは、自らと積極的に向き合って、自己変容を促しているからだし、自らが感じている不快感を他人のせいにしないからだし、自分の人生を他人に「どうにかしてくれ！」って責める気がないから、でしょう。
自分が思うように他人を変えることはもちろんできないけど、自分のことは自分でどうにでも変えられる。
「なんで私ばっかり…」って、パターンですから。そこを自分で引き取って、自分で自分のケアをして、、、とやっていくうちに、人間って、こうなるんだな、、、とあらためて思った面談でした。
