新たな回路を切り開く

新たな回路を切り開く

2021年08月31日 07:13

バレエのレッスンに参加するたびに注意されること、それは「おなか」。
先生が良く例えるのはお豆腐とかプリンです。「お皿に載せたプリンを揺らすと全体がグラグラするでしょ!おなかは固く!!」たぶん何をやるにも腹筋に力が入ってないとダメなのだと思います。
それで、そういう風に言われるからおなかに力を入れると、肩が上がるんです。それで言われるんです「肩下げるっ!」って(笑)わかってるのになー、頭では。本当に難しいです。もう何度、注意されたかわかりません。それでも先生は言い続けます。
この間は先生から動きの説明があったとき「言葉の意味はわかるけれど・・?(っていう感じ?)」と見抜かれました。「そーなんですよねー」と私。
見えているものを描くときは脳と手のつながりを、バレエでは脳と体の端々とのつながりを思います。なかなかどうしてうまくつながらない。何度も使って、新たな回路を少しずつ切り開いていってるのかなと思います。
バレエの動きって日常にはない動きですし、日常の場での訓練がなかなかできないものかと思うんですが「1番(という型)で立つ」というのは電車などを待っている間、やることがあります。「頭高く、肩下げて、足を地面に押し付けるぅぅぅ」。これだけで体にじんわり効いてきます。ああ見えてバレエってものすごいカロリー消費してると思います。
それでもこの間、ちょっと高いところにあるものを取ろうとしてひょいっと軽く飛んだとき、着地でプリエしてました、無意識に。体が覚えてきたからなのか、おっ!!と思いました(笑) そうやって動きが癖になっていくといいなぁ。普段の姿勢とかも。バレエな日常。