ノートルダム

ノートルダム

2019年04月16日 23:04


今朝はノートルダム寺院の火災のニュースにあっけにとられていました。

ショックはあまりなくて、ただ、闇夜を照らすオレンジ色の炎とそこに浮かぶノートルダムの影がまるで中世の絵みたいで現実とは思えませんでした。

それに、多くの人が何年もかけて守ってきたものが、あんな風に燃え落ちてしまうということもあっけにとられてしまった理由です。

ノートルダムはパリの中心地とされていて、地図や高速道路上で記載されるパリと地方との距離は、ノートルダム寺院からの距離とされています。

パリの人々は路上に集まって、燃えているノートルダムを離れたところからのぞみながら綺麗な賛美歌を歌っていたようです。フェイスブック経由でたまたまパリにいる知人が流してくれていました。(皆、泣いていたそうです。)

その美しいメロディを聞けば、物理的に中心であるだけでなく、多くの人々の中心にノートルダムはあるんだなぁ・・と思います。

燃えてしまったことは残念だけれども(特にステンドグラス!)、再建により、もしかすると一層、美しい姿を見せてくれるのではないか・・と人々の美しい祈りの歌を聴いていて、思いました。

2011年・夏