どのフェーズも大切

「私」ではない、「私」はそれを必要としていないと心の中で唱えると、それだけで穏やか〜と書いたのですが、

それを唱えれば大丈夫ですよ！という事ではないので、今日はそのことを書いておきたいと思います。

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まず、私の中で起きていたこととして、他人の偉そうな、上から目線な言動に対して「権力が欲しい」という自分のパターンが騒ぎまくっていました。権力さえあれば自分は低く見られずに済む、自分の思う通りに人を動かすことができる、人はもっと自分に敬意を持って接する。でも自分には権力がないからそうできない。悔しい、腹立つ、頭にくる。【ここまでは語りかけのワークでやるフェーズ】

「権力が欲しい」というパターンに対しては、「私」はそれ（権力）を必要としていない、「私」はそれを望んではいない、といった新たなパターン（白パターン）があります。「白黒ワーク」を行うことで、これまで使い込んできたパターン（黒パターン）を選び代え、新たなパターンを選んだ時に「私」が感じる心地よさを十分に味わいます。【ここは白黒ワークのフェーズ】

ここまでをやって現場に臨みます。

現場でパターンがググッと動いた（感情が湧いて何かを反射的に言いそうになった）時は、あれこれ考えず、新たなパターンの方を選択します。なぜなら「私」がそうしたい（使い込んできたパターンではなく新たなパターンを選びたい）ということを白黒ワークですでにわかっているからです。そうして「私」はそれ（権力）を必要としていない、私はそれを望んでいない・・・と心の中で唱え、新たなパターンが持っている広がりや軽さ、明るさを感じます。【ここは実践のフェーズ】

こういう流れがあります。前のフェーズをやらないと次のフェーズはできません。どのフェーズも大切です。

▼自分と向き合い〔今のそのままの自分を愛すること〕を目指していくセッションを行っています。