そこではないところ

そこではないところ

2017年09月02日 21:48

従来のパターン(黒パターン)に新たなパターン(白パターン)をつくって選び変えるワーク(白黒ワーク)では「黒はこれまでず~っと使ってきているので、休ませてあげましょう・・・」と言ってから、白を選んでいきます。

例えば、いま、私が取り組んでいる「わかってほしい」というパターンのケアでは、わかってほしい、認めてほしい、受け入れてほしいと、他人に求めることはこれまでず~っとやってきているわけだから、それはもう、しなくてもいいかもしれないね、、、と選びかえることになります。

それで、思ったんです。
本当に、この「わかってほしい/認めてほしい」というパターン、ずーーーっと使ってるよなぁ、って。パターンが言い訳しているのではないのですが、世の中の仕組みもそうなってます。

学校でも会社でも、他人が提示する条件に合っていれば、受け入れてもらえますが、合っていなければ受け入れてはもらえません。好むと好まざるとにかかわらず、常に他人からの評価にさらされて生きてきています。そのパターンはこの世の中で、時に傷つき、喜び、悔しい思いなどもして、奮起して、努力して、勝利して、打ち破れて、、、今日まできています。こうして見てみると、これでは、他人に認められるために、他人に気に入られるために生きているようなものです。あるいは、他人から認められているから、気に入られているからここまで生きてこられた、とも言えるかもしれません。

・・・本当にそれでいいのだろうか?と私は思います。だって、いつも認められる、いつも気に入られる、っていうことはないですから。また、気に入ってくれた人とだけ生きればいい、という話でもない。自分に対して批判的な人/自分が認めてない人と一緒に仕事をしなければいけないことだって、いくらでもあります。

私はそこではないところで生きたい。それは批判されても、認めてくれなくても、自分は大丈夫という世界です。批判や拒絶がない世界ではありません。例えあっても、自分は大丈夫、という世界です。そこを体験したいです。