息継ぎを繰り返して・・・
よりパターンにしっくりくる「語りかけ」を模索するなかで見えてきたのが、「自分が上でないと生きられない」「自分が優位でないと息ができない」というパターンの思いです。
「自分が上だ」というパターンは、もともとは「自分は非力だ」「非力であると生きられない」というパターンに端を発しています。「なんの力もないなかで、一体どうやって生きていけばいいの?」という、パターンの絶望が源。
それでも生きていくためにパターンは工夫をします。その一つが、他人と自分を比べたとき、自分が「優位」であれるものを見つけてする “息継ぎ” です。それまではずっと水面下にいて、息絶え絶えになっているのですが、なんとかそういうものを見つけては、息をします。
パターンが自分と他人を比べて「優位」だと思うことが、私にはちらほらありました。海外生まれ・海外育ちであったり、「頭がいい」、「いい子」、「デキる人」などなど。それでここまで息継ぎができて、生きてこられたのだと思います。
そうやってきたときに、自分の優位性がなんの意味もなさないことに直面したり、どう頑張っても自分が優位であれない時や他人が優位な時に、息継ぎができず、どうやって生きていったらいいのかがわからなくてパニックになるというのが、このパターンに起きていることです。
ああ、、そうでないと生きられないとあなたは思っているのね、、、と無意識下にあったパターンのことが、また少し、見えてきました。それは魂の息継ぎです。ホッとします。だから、たっぷりと「本当の私」がパターンに語りかけてあげます。