エッセー、好き

エッセー、好き

2019年06月15日 11:59
石田ゆり子さんの「Lily 日々のカケラ」というエッセーを読みました。
手軽に読めるエッセー、好きです。ところどころにエピソードやそれにまつわる著者の考えが書かれているものは面白いです。このエッセーもそういう具合で、へーそーなんだーということが書かれていました。私がここにつらつらと書いてしまうわけにはいかないので、興味がある方はぜひ読んでみてください。
私は、愛らしくて、きれいで、空気のように溶け込んでしまうような(お会いしたことは一度もありませんけれども、そういうイメージを持っている)この女優さんが好きです。それでいて立ち上がるときには立ち上がり(動物保護など)、怒るときには怒り、自然な感じがするんだと思います。
たぶんですが、この本にも正直に自身のことを書かれていて、何より羨ましく思うのは、若い頃から自分と向き合ってこられていること。それが自然に(?)できていた、自然に関心が向いていたらしく。才能なんでしょうか・・・羨ましく感じました。ちょっとだけネタバレさせてもらうと『なまけ者のさとり方』は高校生の頃、手にとっていて、バイブルなのだそうです。また、人との比較・競争をすることなく、常に「自分」であったりとか・・・。私は、そういう眼差しには自然には気付くことはなく、学んで得たものなので、最初からそういう人もいるのねぇ・・・と思ったのでした。
本の最後には「103のQ&A」というのが載っていて、石田さんが答えています。こういう軽いインタビュー程度の自分を見るというスタンスも、自然でいいなって思います。そこから感じる自他のありようもまた素敵、って思うのです。
▼自分と向き合い〔今のそのままの自分を愛すること〕を目指していくセッションを行っています。