TO DO LIST ⇒ TO LIVE LIST
一日のなかでやることリストがあります。「今日の予定」です。
やることリストとしてほぼ毎日組み込まれているのはジム(体を動かす、運動)です。
ルティーン化してるものをちょっと見直してみて気付いたのはこの「やることリスト」にあることをやるときの質です。TO DO LIST って「こなす」ことに意義があるものだと思うんです。やり終えたらチェックボックスに「チェック」を入れるような。それはやっぱり「ただ、やる」ことになって、そこに私は虚しさとか味わいの薄さとか、なんかそんなことを感じました。
それでやってみたことがあります。ジムに行く前にまず「私」が今日はどうするのか、ジムにそもそも行くのかどうか、決めます。そしてジムへ行くことを選んだのであれば、トレーニング中「私」が自分の肉体に気を配ります。それで今の自分の肉体にちょうどよいところでトレーニングをします。
わかりやすいところで言うとマシーンの負荷です。今日は30分の有酸素運動で最初は負荷〔10〕でスタート⇒〔11〕⇒〔12〕⇒〔10〕で終えました。その時々で自分の肉体に「私」が聞いて「私」が決めてやりました。(これが "こなす状態" の時はずっと〔10〕だったり〔12〕だったりしてました。もちろん「私」が聞いてみてそれでOKなのであれば構わないのですが。)
終えてみるとやっぱり体験の質が違います。味わいがある、いい感じがする、充実している。それを生きているように思うのです。ただやったのではない、ただこなしたのではない何かがあります。すごく微細な感覚で捉えようがないのですが探求したいのはこの感覚かもって思いました。
私がカウンセリングを受け始めた頃、感情や感覚を感じられなくて大変でした。でも、徐々に感じられるようになってきて、感情や感覚を改めて体験できるようになってきたときに「わーー、私、生きてる!」って生命がみなぎっているのを感じました。今回、今の私のそれを感じました。
▼自分と向き合うセッションを行っています。